イワン・ツルゲーネフの名言
[1818.11.9 - 1883.9.3]
ロシアの小説家、劇作家、貴族。『父と子』は19世紀の主要な作品の1つと見なされている。その他、著書は『猟人日記』『ルーヂン』『アーシャ』『貴族の巣』『初恋』『その前夜』『煙』『春の水』『処女地』『散文詩』『村のひと月』等。
Every man's happiness is built on the unhappiness of another.
人の幸福はすべて、他の人の不幸の上に築かれている。
If we wait for the moment when everything, absolutely everything is ready, we shall never begin.
すべてが完璧に準備された瞬間を待っていたのでは、我々は決して何も始めることができないだろう。
We sit in the mud, my friend, and reach for the stars.
友よ、我らは泥の中にいるが、星に手を伸ばすのである。
Nothing is worse and more hurtful than a happiness that comes too late. It can give no pleasure, yet it deprives you of that most precious of rights - the right to swear and curse at your fate!
手遅れの幸福ほど悪く、有害なものはない。それは喜びを与えないだけでなく、もっとも大切な権利、つまり運命を誓い、呪う権利を奪うのである。
I don't see why it's impossible to express everything that's on one's mind.
人の心にあるすべてを表現するのが不可能である理由が、私には分からないのだ。
So many memories and so little worth remembering, and in front of me — a long, long road without a goal...
たくさんの思い出があるが、思い返すほどのことはほとんどない。そうして私の前には、目的地のない長い長い道があるのだ。
O youth! youth! you go your way heedless, uncaring – as if you owned all the treasures of the world.
おお、若さよ。世界中の宝を手にしたかのように、無頓着で、思いやりなく、自らの道を行くものよ。
Take for yourself what you can, and don't be ruled by others; to belong to oneself - the whole savour of life lies in that.
できることは自ら行い、他人から支配を受けるな。自立するということ、人生の味わいのすべてがその中にあるのだ。
A person who gets angry at his own illness is sure to overcome it.
自らの病に怒れる者は、必ずやそれを克服するのである。
To desire and expect nothing for oneself and to have profound sympathy for others is genuine holiness.
自らに何も望まず期待もしないこと、そして他者に心からの思いやりを持つことは、真に高潔なことだ。
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